LINE通話中、相手から「声が聞こえない」と言われたことはありませんか。自分のスマホでは相手の声がちゃんと聞こえるのに、向こうからは自分の声が届いていない——そんな時は、多くの場合「自分のiPhone側の音の通り道」に問題があります。この記事では、原因を大きく4つに分けて、確認手順を順番に解説します。

1. 仕組み:自分の声が相手に届くまでの流れ

LINE通話で自分の声が相手に届くには、次の流れが正常である必要があります。

  1. iPhoneのマイクが自分の声を拾う
  2. LINEアプリがその音声をサーバーに送信する
  3. 相手のスマホが受信してスピーカーから出す

「相手から聞こえない」と言われる場合は、1(マイク)か2(自分の通信・アプリ)か3(相手のスピーカー・音量)のいずれかに問題があると考えます。自分のスマホ側で確認できるのは1と2なので、ここから順にチェックしましょう。

2. 原因1:LINEのマイク許可がオフ

最も単純で、見落としやすい原因が「LINEにマイクの利用許可を与えていない」ことです。iOSではアプリごとにマイクへのアクセスを管理しており、許可がオフだとLINEはあなたの声を録音・送信できません(通話自体は成立します)。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 下へスクロールして「LINE」をタップ
  3. 「マイク」がオンになっているか確認オフになっていたらオンにします。オンにした直後は、次回通話時に改めて確認が表示されることがあります。
確認のテスト 許可を確認したら、相手に通話をかけ直し、ゆっくり話しかけてみてください。「聞こえる」と言われれば原因はここです。

3. 原因2:Bluetoothイヤホン・スピーカーが勝手に接続されている

もう一つ、iPhone特有でよくある原因がBluetoothオーディオ機器の「見えない接続」です。イヤホンや車載Bluetooth、Bluetoothスピーカーが近くにあると、iPhoneは自動的にそれらに接続します。すると、マイクもBluetooth機器側(イヤホンのマイク)を通るようになり、あなたの実際の声がうまく拾われないことがあります。

  1. コントロールセンターを開く画面の右上から下へスワイプ。
  2. Bluetooth接続の確認オーディオ表示(イヤホン・スピーカーのアイコン)に出ていないか確認します。
  3. 一時的にBluetoothをオフにして通話を試す「設定」→「Bluetooth」で一時的にオフにし、LINE通話で相手の反応を確認します。
イヤホンで通話したい場合 Bluetooth機器が原因なら、あえてそのイヤホンで通話を続けてみてください。「イヤホンを使えば聞こえる、使わなければ聞こえない(またはその逆)」で、どっち側のマイクで拾えているかが分かります。

4. 原因3:相手側の音量が小さい・相手のスマホ側の問題

自分のスマホに問題がない場合、相手のiPhone・スマホ側の問題であることもあります。

確認方法としては、電話(通常の電話番号への通話)で試すのが手っ取り早いです。通常の電話で相手の声が聞こえるなら、LINE側の問題ではなく、通信・音質設定の問題である可能性が高まります。

5. 原因4:通話の音質設定・一時的な通信問題

LINEの通話はデータ通信を使って行われます。回線が弱い場所(地下、電波の弱い部屋、移動中)では、音声データが途切れたり遅れたりします。

6. 対処:確認の順番リスト

  1. 「設定」→「LINE」→「マイク」がオンか確認(原因1)
  2. Bluetoothを一時的にオフにして通話テスト(原因2)
  3. 通常の電話でテストし、相手側の問題か切り分ける(原因3)
  4. 電波の強い場所で再試行、iOS・LINEを最新に(原因4)
  5. それでも直らなければiPhoneの再起動

DEEP DIVE

「自分の声が聞こえる・聞こえない」の詳しい直し方記事があります

メインサイト「テックコスパ」では、通話で自分の声が聞こえない・聞こえる問題を、iPhoneのBluetooth・音質設定・ケースの干渉などを含む、より詳しい直し方解説記事を公開しています。本記事の続きとしてお読みください。

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7. よくある質問(FAQ)

自分のスマホでは自分の声が聞こえないけど、相手には聞こえる?(エコーの場合)
スピーカーから出した自分の声がマイクに再録音されて返ってくる「エコー」は別の原因です。本サイトのLINE電話で自分の声が反響する(エコー)の記事を参考にしてください。イヤホン利用が最も確実な解消法です。
Bluetoothイヤホンを使っている時だけ聞こえない場合の対処は?
イヤホン側のマイクの位置・品質が原因になっていることが多いです。別のイヤホン(有線のイヤホンなど)でテストしてみてください。イヤホンの接続方法や、Bluetooth機器との接続トラブルの対処は、テックコスパの関連記事(Bluetooth接続)も参考になります。
グループ通話だけ聞こえない、1対1だと聞こえる場合は?
グループ通話では参加者数が多く、回線の負荷が高まります。通信環境の悪さが影響している可能性が高いので、Wi-Fi環境下で試すか、参加者の少ないタイミングで再試行してください。
iPhoneのケースが影響することはある?
厚手のケースや、マイク穴(背面下部・底部)を塞ぐようなケースは、マイクの拾音に影響することがあります。通話テストのついでに、ケースを外した状態でも試してみてください。

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