LINE電話で話していると、自分の声が少し遅れて返ってくる(反響する)——そんな経験はありませんか。この現象は「エコー」と呼ばれ、多くの場合はスマホ側の音の出入り口の使い方で起きているため、設定を変えるだけで解消できます。この記事では、エコーの仕組みから、試すべき順番までを解説します。
1. 仕組み:エコーはどうして起きるのか
エコーが起きる原理はシンプルです。
- 相手の声が、自分のスマホのスピーカーから出される
- その音が、再び自分のスマホのマイクに拾われる
- 拾われた音が相手に送信され、相手のスマホから出る
- 相手の声がまた自分のスピーカーから出され、またマイクに拾われる……
この「スピーカー→マイク」の往復が数回繰り返されると、自分の声が遅れて返ってくる、というエコーの症状になります。つまり、スピーカーとマイクが近い・音漏れしやすい状態で通話しているほど、エコーは起きやすくなります。
2. 原因1:スピーカーモード(スピーカーフォン)で話している
最も多い原因です。受話器モード(iPhoneを耳に当てるモード)ではなく、スピーカーモードで通話していると、スピーカーから出た相手の声が、そのままマイクに拾われやすくなります。
3. 原因2:音量が大きすぎる
音量が大きいほど、スピーカーから音漏れし、マイクが拾う量も増えます。エコーが「うるさく」感じる場合の多くは、音量が原因であることが多いです。
- 通話中に音量ボタン(側面の+/-)で音量を下げる自分の声が反響しなくなるまで、徐々に下げてみてください。
- iPhoneの「設定」→「サウンドとバイブレーション」の通話音量も確認通話音量の上限がデフォルトより高くなっている場合は、デフォルトに戻すと安定します。
4. 原因3:Bluetooth機器の接続が混在している
iPhoneは、近くのBluetooth機器(イヤホン、車載スピーカー、他のiPhone・タブレット)に自動接続することがあります。複数のBluetooth機器が同時に接続されている、または接続がうまく切り替わっていないと、音の出入り口が混乱し、エコーのような症状が出ることがあります。
- 「設定」→「Bluetooth」で接続中の機器を確認不要な機器(使っていないイヤホンや他のデバイス)があれば、「i」アイコンから「このデバイスを忘れる」か、一時的にBluetoothをオフにします。
- Bluetoothをオフにして通話を再テストオフにして直る場合、接続中のBluetooth機器が原因です。
5. 原因4:環境音・マイクの位置(ケース、テーブルなど)
スマホが振動しやすい硬い面(テーブル、ガラス)に乗っている、厚手のケースでスピーカーの音が反っている、といった物理的な環境もエコーを助長します。
- 通話中は、スマホを柔らかい面(手の上、布の上)に置く、または手持ちにする
- 厚手のケース・カバーを外してテストする
- 騒がしい環境(カフェ、電車内)では、イヤホン利用が最も確実
6. 解決方法:試すべき順番リスト
- イヤホン(有線またはBluetooth)を使って通話(最も確実)
- スピーカーモード→受話器モードに切り替える
- 通話音量を下げる
- Bluetooth機器の接続を確認し、不要な機器を切り離す
- スマホの置き方・ケースを見直す
- iPhoneの再起動、LINEのアップデート(App Storeで最新か確認)
DEEP DIVE
「LINE通話のエコーを消す」詳しい解説記事があります
メインサイト「テックコスパ」では、LINE通話でエコー(自分の声が反響する)問題を、エコーキャンセラーの仕組み・Bluetooth設定・iOSの音質設定などを含む、より詳しい解説記事を公開しています。本記事の続きとしてお読みください。
テックコスパで詳しく読む →