「LINEアプリを閉じると、通知が来なくなった気がする」「画面を閉じると鳴らない。開いているときだけ音がする」——そんな症状、実はiPhoneの設定で直ることがほとんどです。この記事では、LINEの通知が来なくなるよくある原因と、確認・修正の手順を、2026年最新のiOSを基準に順番に解説します。

1. なぜ「開いていないと通知が来ない」のか

まず仕組みを理解しておくと、原因の切り分けがぐっと楽になります。iPhoneのLINEで届く通知の多くは、LINEのサーバーから直接iPhoneに届く「プッシュ通知」です。つまり、LINEアプリを開いていなくても本来は通知が届く仕組みになっています。

にもかかわらず「開いているときだけ通知が来る」という感覚がある場合は、次のいずれかの状態になっており、通知がiPhone側で止まっている可能性が高いです。

ここから、上から順番に確認していきます。1つ目で直るケースが最も多いです。

2. チェック1:iPhoneの「通知」設定を確認する

通知が来なくなった場合、まず最初にここを確認してください。iOSのアップデートや設定の誤操作で、LINEの通知許可がオフになっていることがあります。

  1. 「設定」アプリを開くiPhoneのホーム画面から、歯車マークの「設定」を開きます。
  2. 下へスクロールして「通知」をタップ画面を最下部までスクロールし、「通知」をタップします。
  3. アプリのリストから「LINE」をタップアプリの一覧に表示されている「LINE」をタップします。
  4. 「通知を許可」がオンになっているか確認一番上のスイッチがオフになっていたら、オン(緑)にします。
  5. 表示方法を確認「通知の表示方法」が「バナー」または「アラート」になっていることを確認します。「なし」にすると通知が画面に出なくなります。
  6. 「音」と「バッジ」も確認「音」がオンなら通知音が出ます。「バッジ」はアイコンに未読数を表示するものです。見た目だけなので、任意です。
テスト方法 設定を確認したら、LINEを完全に閉じた状態で、別のLINEアカウントやグループからメッセージを送ってもらい、通知が届くか確認するのが確実です。

3. チェック2:フォーカス機能(おやすみモード)がオンになっていないか

iPhoneの「おやすみモード」や「就寝」「仕事」などのフォーカス機能がオンになっていると、通知が黙られます。症状として「夜だけ通知が来ない」「特定の時間だけ来ない」という場合は、これが原因であることが多いです。

  1. コントロールセンターを開く画面の右上から下へスワイプして、コントロールセンターを表示します。
  2. フォーカスの表示を確認「おやすみモード」「就寝」などのアイコンが緑(有効)になっていないか確認します。
  3. 設定からフォーカスを確認「設定」→「フォーカス」を開き、各フォーカスの「許可する通知」で、LINEが許可されているか確認します。
時間指定で自動オンになっていないか フォーカスには「時間」(例:22:00〜7:00)や「曜日」による自動オン設定があります。症状が出る時間帯にフォーカスが自動で動いていないかも「設定」→「フォーカス」で確認してください。

4. チェック3:「背景リフレッシュ」を確認する

iPhoneは、アプリが背景にあるときも「背景リフレッシュ」によって新しいデータを取りに行ってくれます。LINEの通知はプッシュ通知ですが、アプリの状態が不安定になると通知の表示が不安定になることがあります。背景リフレッシュの扱いも合わせて確認しておきましょう。

  1. 「設定」→「一般」→「背景リフレッシュ」を開く全体の「背景リフレッシュ」がオンになっているか確認します。
  2. 「設定」→「通知」→「LINE」を開く最下部の「バックグラウンドで更新を許可」がオンになっていることを確認します。

5. チェック4:省電力モードとストレージの空き容量

iPhoneが「省電力モード」になっていたり、ストレージがほぼ満杯だったりすると、iOSは背景でのアプリ動作を制限します。結果として通知の受信・表示が遅れたり、来なくなったりすることがあります。

6. チェック5:再起動とiOSの更新

上記の設定がすべて正常でも症状が続く場合は、一時的な不具合iOS側の問題の可能性があります。

  1. iPhoneを再起動するサイドボタンと音量ボタンで電源を落とし、再度オンにします。これで直るケースは意外に多いので、先に試してください。
  2. iOSのアップデートを確認「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」で、最新バージョンにアップデートされていないか確認します。古いiOSのバグで通知が不安定になることがあります。
  3. LINEのアップデートを確認App StoreでLINEのバージョンが最新かも確認します。古いバージョンはiOSの新しい仕様に追いついていないことがあります。

7. 最終手段:LINEの再インストール(データを消さない方法)

どの設定を確認しても直らない場合の最終手段として、LINEの再インストールがあります。ただし、再インストールする前に必ずチャットバックアップを完了させておいてください

注意:バックアップを先に LINEを削除するとアプリ内のデータは消えます。事前に「LINE」→「はてなマーク(?)または歯車」→「設定」→「チャット」→「チャットバックアップ」でiCloudへのバックアップを完了させてから、削除・再インストールをしてください。
  1. LINEのアイコンを長押しして「アプリを削除」
  2. App StoreからLINEを再インストール
  3. ログイン後、バックアップの復元を待つ復元が完了するまで、ネットワークを維持してください。

8. LINEのサポートに問い合わせるべきケース

次のような場合は、自分のスマホ側の設定というよりLINE側の問題の可能性があります。LINEのアプリ内ヘルプ「お問い合わせ」から相談してください。

DEEP DIVE

「通知が来ない」のさらに詳しい解説記事があります

メインサイト「テックコスパ」では、iPhoneのLINE通知が来ない問題をより深掘りした記事(2025年版のまとめ)を公開しています。設定画面の見方や、機種・iOSバージョン別の注意点など、本記事より踏み込んだ内容です。

テックコスパで詳しく読む →

9. よくある質問(FAQ)

LINEを開いているときだけ通知が鳴るのはなぜ?
通知が「バナー」表示で「音」設定が有効でも、フォーカス機能や背景の動作制限で、アプリが前台(手前)にあるときだけ音や表示が通ることがあります。記事のチェック2(フォーカス)とチェック3(背景リフレッシュ)を先に確認してください。
通知音だけ聞こえない、表示はされます。これはどこを直せばいい?
「設定」→「通知」→「LINE」の「音」がオフになっていませんか。また、iPhoneの「設定」→「サウンドとバイブレーション」でサイレントスイッチ(横のスイッチ)が入っていないかも確認してください。サイレントが有効でも、LINEの通知音は鳴る設定にできます。
再インストールしてもバックアップの復元がうまくいきません。
iCloudのストレージが満杯だとバックアップ自体が途中で止まることがあります。「設定」→「自分の名前」→「iCloud」→「ストレージ」で残り容量を確認し、空きが十分か確認してください。本サイトのバックアップ記事(下記関連記事)も参考にしてください。
iPhone以外(Android)でも同じ手順で確認できますか?
基本的な考え方は同じです(通知の許可、省電力の制限、アプリの更新)。ただし、Androidの場合はメーカーごとの「バッテリー最適化」や「アプリの固定」の仕様が異なるため、本記事の「設定」の項目名はそのまま通りません。Android版の解説はテックコスパの関連記事をご参照ください。

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